【要約】『お金の増やし方』お金の増やし方にはレシピがある

おすすめ本の要約

  • 世界のお金持ちの大半は、資産のほとんどを投資で築いている。彼らのポートフォリオを客観視し、それを真似ることがお金持ちへの近道となる。
  • 投資を長期投資と短期投資に2分しよう。そのうち長期投資は「株式」「国債」「コモディティ」をバランス良く多様化させ、短期投資はハイリターンを狙うとよい。
  • インデックスファンドよりも低コストなETFを利用した投資がおすすめだ。
  • お金持ちになるには、世界経済を学び、経済指標を読み解く必要がある。

マインド

「心が変われば行動が変わる。行動が変われば習慣が変わる。習慣が変われば人格が変わる。」
というウィリアム・ジェイムス(心理学者、哲学者)の有名な格言がある。
これはお金持ちを目指すうえで同じこと。
まずは「心=マインド」を変えることが第一歩。

  • 「お金は数字」であり、「心配事を減らすための道具に過ぎない」と考える。
  • 億万長者になるための最短ルートは世界のお金持ちの真似をすること。
  • 戦わなければいけないとき以外は戦わない(ライオン戦略)
  • 失敗を認めること、できるだけ小さく失敗することを心掛け、大きな損失を出さないようにする。
  • 失敗を経験して、上手に失敗する術を学ぶ。
  • トレンドが大きいほど、逆のことを実行する大きなチャンス。誰もやっていない隙間を見つける。
  • 自分が100%出ない時は、意識的にスローダウンする。

投資の基本

世界のお金持ちは「全員」と言っていいほど、投資を行っている。
投資の基本を身につけ、そこから個別の商品について学んだ方が良い。

  • 投資は「お金を預けて、増やすこと」とシンプルに考える。
  • お金が2倍になる期間・金利がわかる「72の法則」
    • お金が2倍になる期間=72÷金利(%)
      ※例えば、金利が8%なら72÷8で約9年でお金を2倍にできる。
    • お金を2倍にするための金利=72÷期間(%)
      例えば、10年でお金を2倍にするには、72÷10で約7.2%が必要。
  • 投資で利益を出す5つのルール
    • 【ルール1】情報をできるだけ集める
    • 【ルール2】自分の心で判断する
    • 【ルール3】投資先を多様化させる
    • 【ルール4】買った理由、売った理由を記録する
    • 【ルール5】一度に大きく売買しない
  • 利益の目標は立てない。リターンを目標に設定すると、達成できなかった時にネガティブになり逆効果。
  • 収入を3つに分けて投資資金を確保

①住宅費
(家賃、住宅ローン、光熱費など)

②自分や家族のためのお金
(生活費、教育費)

③その他

この部分から
できるだけ多くの金額を投資する!

  • 投資資金を長期と短期に分ける。

長期投資
(7〜9割)

株式•社債•不動産
先進国•途上国•ドル建
円建•他通貨建

(4〜6割)

経済が成長時
この部分の資産が増
国債
(日・米・欧)
現金

(1〜3割)

危機の際に
元本が守られる
コモディティ
金•銀•プラチナ
ビットコイン•その他

(2〜4割)

危機の際にも
価値が上がることも

短期投資
(1〜3割)

  • 1,000万円(10万ドル)に達するまでに必要な毎月の投資額
  必要な年数
10 15 20 25 30
年間の利回り 154,700 71,600 44,100 30,500 22,400 17,200
150,800 67,900 40,600 27,300 19,500 14,400
147,500 64,800 37,800 24,600 17,100 12,000
143,900 61,500 34,900 22,100 14,800 10,000
140,500 58,500 32,100 19,700 12,800 8,200
137,100 55,500 29,600 17,600 11,000 6,700
133,800 52,700 27,300 15,700 9,500 5,500
10 130600 50,000 25,100 13,900 8,100 4,400
11 127,500 47,500 23,100 12,400 6,900 3,600
12 124,500 45,100 21,200 11,000 5,900 2,900

 

ポートフォリオ

ポートフォリオとは「金融商品の組み合わせ」のこと。
100万円のお金があったらそれを「何に」「どれくらいの割合で」分配するかを決めること。

  • 上場していてコストが安いETFがおすすめ。
  • ETFを選ぶ際に純資産総額に注目する。
    ETF比較サイト「TRACK INSIGHT」の純資産総額ランキング

順位 名称
SPDR S&P 500 ETF-USD
iシェアーズ・コア S&P 500 ETF-USD
バンガード・トータル・ストック・マーケットETF-USD
バンガード・S&P 500 ETF-USD
iシェアーズ・MSCI EAFE ETF-USD
バンガード FTSE ディベロップド・マーケッツETF-USD
バンガード FTSE エマージング・マーケッツETF-USD
TOPIX連動型上場投資信託-JPY
インベスコ QQQ-USD
10 iシェアーズ・コア 米国総合債券市場 ETF-USD
  • 株式では先進国、途上国、日本、香港、ユーロのETFを組み合わせる。
コード 名称 投資対象 通貨
VEA バンガード FTSE ディベロップド・マーケッツETF 先進国株式 米ドル建
SPY SPDR S&P 500 ETF 米国株式 米ドル建
VWO バンガード FTSE エマージング・マーケッツETF 途上国株式 米ドル建
1306 TOPIX連動型上場投資信託 日本株 円建
2800 トラッカー・ファンド・オブ・香港 ETF 香港株 香港ドル建
SX5S インベスコ・ユーロ・ストックス50 UCITS ETF ユーロ株 ポンド建

短期投資

  • 初心者には「逆張り」より「順張り」がおすすめ。
  • 1回で100万円を儲けるより10万円を10回儲ける方がおすすめ。
  • 有名な投資家の真似をするよりもチャートを信じて短期投資すべし。
  • 価格が上がったとき出来高が多ければ買いたい人がたくさんいる証拠。
  • 2本の移動平均線がクロスしたら値動きの方向が転換する。
  • ラインがクロスしたときのラインの向きで値動きの強弱がわかる。
  • チャートがバンドを突き抜けるとバンド内に戻る確率が高い。

コモディティ

  • 金は約5000年前から希少価値が認められてきた。これからも資産価値は変わらない。
  • リーマンショックなど、金融危機の際にも金の価格は下がりにくい。
  • 金の価格を予測するには米ドルの供給量をチェックする。
  • 金の価格は今の価格の2〜3倍、約5,000ドルまで上がる可能性がある。
  • 金のETFは「出来高」と「純資産総額」が大きいものを多様化して保有し、長期で運用する。
  • 「現物」「IAUやGLD」「GDXやGDXJ」の3つのパートでとらえ、それぞれ少しずつ買う。そして購入後は長期で保有する。
コード おすすめ金ETF 経費率
IAU iシェアーズ ゴールド・トラスト 0.25%
GLD SPDRゴールド・シェア 0.40%
GDX ヴァンエック・ベクトル・金鉱株ETF 0.52%
GDXJ ヴァンエック・ベクトル・中小型金鉱株ETF 0.53%
  • プラチナに投資するときは出来高が増えたタイミングに注目。
  • プラチナは金の価格と1:1になるまで上昇する可能性が高い。
  • 銀の買い時を見極めるときには「ゴールドシルバーレシオ」が参考になる。
  • コイン、ETF、鉱山会社の株式に分散して少しずつ買っていくのがおすすめ。
  • 各国の債務が膨れ上がっているいまは、資産の5%程度でビットコインを持つ意味はある。

不動産

  • 不動産は頻繁に価格を見る必要はない。
  • 土地の価値は下がってもゼロになることはほぼないためリスクが低い。
  • 歴史的に見てお金持ちは銀行から融資を受けて不動産を購入している。
  • おすすめは「戸建て」投資。
  • 株式市場が底打ちした2年後に不動産市場が動く。
  • コロナショック後に不動産投資のチャンスがくる。

経済

  • 株価の動きを予測するには世界経済を知る必要がある。
  • 緊急利下げでいったん株式市場は上がるが、6ヶ月〜1年で下がったこともあるので注意。
  • FRBが利下げすると、株式市場は上がるがそのあとは下がる。逆にFRBが利上げすると株式市場は下がる。
  • 金融緩和を行うほど、株式や債券、不動産を保有するお金持ちの富が増え、貧富の差が拡大する。
  • 景気後退の一つの定義は「2四半期連続でGDP成長率がマイナスなる」こと。これを「リセッション」と呼ぶ。
  • 世界のGDPの約7割は「アメリカ」「中国」「ユーロ圏」「日本」で占められている。
  • 先行指数でGDPの動きを予測して景気後退の前兆を知る。
  • 「景気後退」の兆候を見抜く方法は、GDPをチェクすること。
  • GDPを予測するには、「LEI(Leading Economic Index)」などの先行指数を利用するのがおすすめ。
  • どんな国でも景気後退に入る前には先行指数が下がる傾向にある。
  • 4つの地域のLEIを見ることで、景気後退の兆候を知ることができる。
  • GDPの70%を占める四つの地域のLEIを見れば、大恐慌の兆候がわかる。
  • ニュースより金融市場のデータを先に確認する。
  • 現在の株式市場や不動産市場の動向だけ見ていても、その国の状況はわからない。
  • 政府債務のGDP比率が高いと、将来通貨危機が起きて、株式市場が暴落するかもしれない。
  • 政府債務のGDP比率と為替の動向は常にチェックしておくべき。
【お金の増やし方①】世界のお金持ちが実践する資産形成術(How to Grow Your Money)

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