『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(9作目):父ゲンドウの独善的な愛の物語なのか?

ハマってきた。

Qを見て訳がわからなくなってきた。

YouTubeやサイトでQの解説を読んだ。

それでもまだ理解しきれていない。

専門用語が多いからだと思う。

ただ父ゲンドウの母ユイに対する強い思い。

独善的な愛とも言える執着心。

その目的の達成のためには息子シンジも利用する。

世界の破滅も躊躇しない。

理解の浅い僕からするとそのように映る。

ただそれだけではない気がしている。

まだそれが何かがわからない。

もう少し探求してみようと思う。

大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年 – 1996年)を、新たな設定とストーリーで「リビルド」(再構築)したものが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズである。本作は2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、2009年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に続く第3作目にあたる。タイトルの「Q」は、当初は雅楽の用語「序破急」に由来する「急」とされていた。

シリーズ第1作『序』は、TVシリーズ第壱話から第六話までのストーリーをほぼ踏襲していたが、第2作『破』からは、TVシリーズ第八話から第拾九話を元にしつつも、新たな登場人物、エヴァンゲリオン、使徒などが加わり『新劇場版』独自のストーリーへとシフトしていった。そして本作『Q』では、前作から14年後の世界におけるNERVと反NERV組織「ヴィレ」の戦いなど、TVシリーズや旧劇場版とは全く異なるストーリーが展開される。

前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』から14年後の世界が舞台。
『破』のクライマックスで綾波レイを助けた碇シンジは、初号機ごと柩の中に封印されていた。
14年間眠り続けていた碇シンジが目覚める所から物語は始まる。

冒頭6:US作戦
衛星軌道上を移動する目標物(エヴァ初号機封印柩)強奪作戦「US作戦」が展開される。
アスカ(エヴァ2号機)とマリ(エヴァ8号機)により作戦が実行されるが、コード4A・コード4B(エヴァMark.04)の妨害を受けアスカが窮地に陥る。
アスカの叫びに応えるようにエヴァ初号機が覚醒し、ビーム状の攻撃でエヴァMark.04を殲滅する。初号機を回収した2号機は地球に帰還する。

序盤
新組織「ヴィレ」の活動が描かれる。
ミサト・リツコら旧ネルフ職員は、ネルフ壊滅のための新組織「ヴィレ」に所属。
空中戦艦AAAヴンダーを起動させ、襲来する敵ネーメズィスシリーズ(エヴァMark.04)を殲滅する。
14年ぶりに目覚めた碇シンジは、前作での自身の行動が「ニア サードインパクト」を引き起こした事、その罪の代償として首に「DSSチョーカー」を装着させられた事を知る。
助けたはずの綾波レイが居ない事に疑問を持つシンジ。
突如出現した零号機似の新型エヴァ(エヴァMark.09)から聞こえるレイの声に誘われ、シンジはミサトたちの元を離れる。

中盤
混乱の中、ヴィレを離れネルフ本部へ戻ったシンジ。
荒廃した本部を見て時の流れを実感する。
父ゲンドウとの再開。謎の少年・渚カヲルとの交流が描かれる。
ピアノの連弾を通してカヲルとの親交を深めるが、制服に書かれた鈴原トウジの名前を見て現実を思い出す。カヲルと冬月から過去の真実を聞き、絶望するシンジ。
セントラルドグマ最深部にある「カシウス」と「ロンギヌス」2本の槍があれば全てをやり直せると教えられ、カヲルと共にエヴァ第13号機に乗り槍回収に向かう。

後半
2本の対の槍を持ち帰るため、セントラルドグマを降下する第13号機。
最深部にはリリスの骸が横たわり、首から上がエヴァMark.06と融合している。
2本の槍はリリスに刺さっていた。

第13号機の起動を察知したヴィレは、アスカ(2号機)とマリ(8号機)を向かわせる。
ネルフ(エヴァ第13号機&Mark.09) VS ヴィレ(エヴァ改2&8号機)の戦いが描かれる。
戦いの途中で槍の異変に気付くカヲル。計画を中止するようシンジに話すも、全員の制止を振り切って槍を抜くシンジ。
抜かれた槍は2本とも「ロンギヌスの槍」に変化する。

リリスの体が破裂し、活動再開したエヴァMark.06の体内から「第12の使徒」が復活。
エヴァ第13号機は使徒を取り込み覚醒。カヲルが「13番目の使徒」に堕とされる。
全ては碇ゲンドウの策略だった。

サードインパクトの続き、フォースインパクトが始まる。

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