『誰も知らない』切ないの一言。

主演柳楽優弥が2004年度第57回カンヌ国際映画祭で

史上最年少及び日本人初の最優秀主演男優賞を獲得。

1988年に発生したネグレクト、

『巣鴨子供置き去り事件』をモチーフに

是枝裕和監督が脚本を執筆。

育児放棄された子供達がギリギリの生活をする作品。

小さなアパートに母親の福島けい子(YOU)と

長男である福島明(柳楽優弥) が引っ越していくる。

引っ越し業者に荷物を運び入れてもらうと

すぐさま二つのスーツケースを開ける。

そこには小さな男の子と女の子が入っていた。

そして外では大きくなった女の子が待機しており、

人がいなくなった瞬間にアパートへ駆け込む。

大家には母と息子の二人暮らしと告げている。

子供は四人でそれぞれ父親が異なる。

母親は百貨店に勤務している。

四人の子供は幼稚園にも小学校にも通っていない。

母親はいわゆる“男好き”である。

子どもの面倒は長男の明に任せている。

やがて母親に新しい男が出来て帰宅しなくなる。

お金も食料も尽き、電気・ガス・水道も止まる。

演技っぽくなくて、

いつもこの生活をしているみたいな自然さ

子供たちの演技がとても秀逸だった。

タイトルの『誰も知らない』というのは、

世の中の人達も彼らの存在など知らないということ。

ネグレクトについて誰かが裁く事もなく

問題が解決することもなく

彼らの生活は続いていく。

明演じる柳楽優弥の表情。

とにかく切なくなる。

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