この本は人としての単純な規範を守ること
つまり魂を磨き、人間としての正しさを伝えている。
とても心に響いた。
ネガティブな気持ちになる度に、この本を見返そう。
もっと以前からこの本に出会っていれば、
利己的になっていなかったかもしれない。
この本の要旨をまとめてみた。
1.思いを実現させる
多くの人は思うようにならない人生と考えがちだが、
そうではない。
「思わなければ叶わない人生」と考えるべき。
それは求めた人だけが手に入れるという人生の法則。
そのためには『狂』がつくほど強く思い、
前向きな努力が必要。
そして「毎日を創意工夫する心」だ。
同じことを繰り返すな。
日々、改良改善を繰り返すことが重要。
2.原理原則から考える
人は物事を複雑に考えてしまいがち。
大事なのは複雑なものをシンプルに考えること。
その判断基準は「人間として何が正しいのか」だ。
そして成功に導く人生の方程式がある。
人生・仕事の結果=考え方✖️熱意✖️能力
考え方は方向性を示す上で最も重要である。
能力があっても、考え方が歪んでいれば犯罪者にもなる。
そして熱意があれば人は大きな力と可能性を発揮する。
3.心を磨き、高める
根本は人のため、社会のために尽くす精神だ。
誰かのためにという謙虚さが必要。
それは家族や恋人のためでも良い。
心を磨くための6つの秘訣がある
①誰にも負けない努力をする
②謙虚にして奢らず
③反省ある日々を送る
④生きていることに感謝する
⑤善行、利他行を積む
⑥感性的な悩みはしない
6つの秘訣を日々、強く意識して生きるべし。
4.利他の心で生きる
世のため、人のために尽くすのが基本精神だ。
小さなことでも良い、
周囲を思いやる心がけが重要である。
人はもともと世のため、人のために尽くしたい気持ちが備わっている。
一方で利己と利他は相反する。
個人のためではなく、会社のために善行を行うことは利他だ。
しかし会社の利益ためだけにとなると利己になる。
客観的に自身が利他であるかを考え広い視野を養う。
5.宇宙の流れと調和する
結果に導くものは2つある。
「運命」と「因果応報の法則」である。
「運命」は遺伝、才能、先天的なもの
「因果応報の法則」は行動の善悪によって良い結果も悪い結果も巡ってくる
運命より因果応報の法則の方が強い力を持つ。
したがって人は行動次第で未来は変えられるのだ。
大事なのは人生に対して愚直に向き合うことだ。
それにより良い生き方を確立できる。
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